S3中盤2000達成構築
s2でとある方が結果を残した"カバガルZ"という構築が非常に良いと感じたので少し構築を改変させてもらった。
元記事と同じくステロ+積みZを主体としている。今回は円滑に展開できるようステロ枠を2枠とり、ステロ枠2、Z枠3、メガ枠1という形にした。
【個別紹介】
ガルーラ@ナイト 意地(きもったま→親子愛)
メガ前:181-159-101-×-102-142
メガ後:181-192-121-×-122-152
猫だまし/捨て身タックル/冷凍パンチ/炎のパンチ
構築のパワーをあげるメガ枠。カバルドンがおり初手に水タイプを非常に呼ぶので先発出し負けを防ぐガルーラ。リザードンYはそもそも最速にしても同速勝負になること、陽気個体では猫捨て身の火力が乏しいことなどの理由から意地っ張りでの採用。最低限準速ミミッキュ、テテフを抜くためこちらも準速。技構成はタイマン性能が高くなる猫捨て身、先発で広範囲の相手をする為の冷凍パンチ、炎のパンチ。
カバルドン@ゴツメ 腕白(砂起こし)
215-132-187-×-92-68
構築の肝となるステロ撒き。砂ダメ、ゴツメでの削り、欠伸、ステロでの起点作成能力が高い。技構成は後続のお膳立てをする欠伸ステロ、一致技の地震、最後に裏の積みポケモンがミミッキュと対面してしまってもカバルドンに引いて再展開できるように怠けるの採用。先発で出すことは一切なく、クッションとして使う。元記事ではガルドの霊Zシャドボを耐えるくらいまでdに努力値を振っていたが、クチートやバンドリの地面Zドリュウズに対応できるようにhb特化にした。
ウルガモス@ムシZ 臆病(虫の知らせ)
161-×-85-187-125-167
身代わり/蝶の舞/虫のさざめき/火炎放射
構築の軸であるウルガモス。特性"虫の知らせ"発動時の+1Zさざめきは無振りメガマンダが飛ぶほどの火力を持ち、ステロが入った際の抜き性能が非常に高い。臆病スカーフテテフを抜く為臆病個体での採用。技構成は、積み技蝶の舞、一致技の火炎放射、虫のさざめき。最後に虫の知らせを能動的に発動させることができ、状態異常技を回避することができる身代わり。身代わりがあるおかげでスカーフ持ちに対しても後出しが見えた場合、身代わりから入りステロ+Zさざめきでガブリアスなどのほとんどの相手を落とすことができる。
霊獣ボルトロス@電気Z 臆病(蓄電)
155-×-90-197-100-168
身代わり/悪巧み/10万ボルト/めざめるパワー氷
ウルガモスが苦手な相手に対して比較的強く出られるボルトロス。上から攻撃出来る機会を増やす為臆病最速、また積んだ際の火力を最大限に引き上げる為Cを振り切った。技構成は10万、めざパ、積み技の悪巧み、更に身代わり。電気は地面には無効であり、一試合に一度しか使えないZ技をすかされてしまうリスクがある。特にカバルドンが構築にいる為、水+地面のような並びを呼びやすくボルトロスが電気Zを打つタイミングが難しい。そこで身代わりを採用することでZ技の無駄撃ちを防ぎつつも対面の有利な相手に対して突っ張り、引きの両対応が可能になる。
ミミッキュ@霊Z 意地(化けの皮)
131-156-100-×-125-148
じゃれつく/シャドークロー/影うち/剣の舞
ウルガモス、ボルトロスでは突破できない相手がいるパーティに対して出していく剣舞ミミッキュ。火力が乏しいので意地っ張りでa特化、上から殴れる相手を増やせるように準速。Z技はウツロイドやメガゲンガーなどに対して有効な霊Zを選択した。技構成は一般的なものにした。
ヒードラン@気合いの襷 臆病(貰い火)
191-×-126-156-127-141
火炎放射/ステルスロック/吠える/鬼火
リザードン入りに安定して初手に出しステロを撒く為のヒードラン。上から動ける機会、回数を増やせるよう臆病hs最速で更に気合いの襷を持たせた。技構成は火炎放射、ステロ、相手に積まれた際に起点回避出来るよう吠える、最後に後続が物理を起点にしやすくなるように鬼火の採用。カバルドンが相手をしにくいリザードンYやテテフに対して安定してステロを撒き起点作成出来る所がgood。
【終わりに】
元記事のZ枠、ステロ枠の選択が素晴らしく、そのまま構築を使わせてもらっても非常に強かった。
Z適性はs上昇積み技持ち、s100以上、特性"化けの皮"など行動保証があり、Z技を使わずに落ちてしまうことの少ないポケモンにある。その為ウルガモス、ボルトロス、ミミッキュは非常にZ適性のあるポケモンといえる。また、身代わりという技はZ技を有効に活用できることが分かった。
次は自分で一から構築を組めるように頑張りたい。