真実を貫く剣

色々書くよ!

掴み

掴みについて少しだけ整理します。

掴みはガード後の反撃や着地狩り、明らかな後隙への差し込みなどリスクの低い使い方で運用するのが常です。
しかし、リスクを負ってでも掴まなければならない、掴みたい場面が存在します。
何故リスクを負ってでも掴まなければならないか?
①投げた後のコンボやダウン後の読み合いなどで火力を取りやすく、掴みのリターンが高い。
②ガードが固い相手を崩す、掴むことによって他の攻撃を通す。

主にこの2つが理由です。
投げからのコンボが高いキャラ(CF、ピチュー、ファルコなど)なら当然掴みを多少失敗したとしても期待値が高いのでどんどん狙っていくべきだし、そのキャラを相手するのであれば掴まれないように立ち回るべきです。また、いくら此方側が空中技やDAで差し込みを行おうが相手がガードを固めてる限り攻撃は当たりません。ガードは非常に強力なのでリスクを承知のうえで掴みを通してガードの頻度を下げさせる必要があります。

特に意識しておく必要があるのは後者です。後者の場合は全キャラにおける話だからです。
不安定な掴みを成功させるには相手のガードを貼るタイミングを伺う事が大事です。ラインを詰められた際崖際でガードを固める相手、空中技の後隙後必ずガードで固まる相手、上級者は意識的に散らしているかもしれませんが人それぞれにガードで固まる瞬間があります。
自分がいくら攻撃しようが当たらない。そんな試合がある時、引きステップを多用されているなどもありますが大抵相手はガードを多用している可能性が高いです。その場合は掴みをうまく通しましょう、そうしないとガードを貼る事にリスクが無く相手はずっとガードで反撃を伺い放題です。

逆に掴みが多いなと思った相手、掴みからのコンボ火力が高い相手に対してニュートラルゲームの際には、ダッシュ掴みを警戒してガードで固まらず引きステップ・小ジャンプでxy軸で読み合いの地点をずらす、その場回避で時間軸をずらすのが有効です。
また相手の空中からの差し込みには空中攻撃だけでなくすかし着地からの掴み、攻撃があることを意識しておく。空中攻撃のタイミングを伺うことによってすかし着地が見えたらすかさず此方側から反撃を行うことが重要です。

纏めると
掴みを通すためには、相手がガードを高確率で貼る瞬間、ガードで固まる瞬間を試合中伺っておく。これに尽きます。
他には飛び道具の生成隙を掴む。ラインを詰めてプレッシャーを掛けて回避を誘う、各種行動の後隙を回避で誤魔化す、それを読んで掴む。掴むタイミングは色んな場面であります。不安定な掴みを成功させるには経験が必要です。意識的に掴みを振るようにしてみましょう!

今回はこんな感じで終わります。ではでは!